「走るのが辛い…」それ、心が弱くなったわけじゃありません
〜好きだったランニングが重くなる本当の理由〜
ある日突然、こんな瞬間が来ます。
- シューズを履くのが面倒
- 走り出して5分で「今日はキツい」
- 前は楽しかったのに、今日は苦しい
- 時計を見る回数が異常に増える
そして多くの人が、こう結論づけます。
「自分、気持ちが弱くなったな…」
でも安心してください。
走るのが辛くなる原因は、メンタルじゃないことがほとんどです。
意外な事実①
「辛さ」は足でも心でもなく、まず“脳”から始まる

走るのが辛くなるとき、脳の中ではこんな会議が開かれています。
- 最近ちょっと疲れてない?
- 余裕なさそうじゃない?
- 今日頑張る必要ある?
すると脳は、安全第一でこう指示します。
「今日はキツく感じるようにしとこ」
これ、怠けでも甘えでもありません。
脳の「ブレーキ機能」が正常に働いているだけです。
意外な事実②
頑張ってきた人ほど、走るのが辛くなる
実は、
- 真面目
- 継続できる
- 目標意識がある
こういう人ほど、ある時期にランニングが辛くなります。
なぜか?
それは👇
「毎回そこそこ頑張る」が積み重なっているから。
- ジョグでも少し速め
- 疲れてても予定通り
- 気づくと“楽な日”がない
体より先に、
脳が「もうお腹いっぱい」と言い始めるんです。
意外な事実③
辛いのは「単にスピードが合ってない」だけのことも多い
走るのが辛い日、よくある状態。
- 呼吸が浅い
- 心拍数が高止まり
- 景色を楽しむ余裕ゼロ
これ、根性不足ではなく
その日の適正ペースをオーバーしているだけ。
驚くことに、
ペースを10〜20秒/km落とすだけ
で、
- 呼吸が楽になる
- 気分が回復する
- 「あ、走れるかも」が戻る
ということは本当によくあります。
走るのが辛くなった時の“逆転思考”
① 完走を目標にしない
「◯km走り切る」が重い日は、
- 10分だけ
- 1kmだけ
- 交差点まで
でOK。
やめてもいい前提で走ると、
脳のブレーキは緩みます。
② 「気分が上がらない自分」を否定しない
走る気がしない=ダメ
ではありません。
それは単に、
- 情報過多
- 忙しさ
- 思考疲労
が溜まっているサインのことも多い。
気持ちが乗らない日は、
整える日です。
③ あえて“つまらない走り”をしてみる
音楽なし
時計見ない
ペース不問
目的はひとつ。
👉 脳に刺激を与えすぎない
これだけで
「辛い」が「無」→「少し楽」
に変わることがあります。
実は「辛い時期」が来ない人はいない
どんなベテランランナーでも、
- 走りたくない時期
- 辛いだけのラン
- 「もうやめようかな」と思う日
全部あります。
違いはひとつ。
その時期の扱い方。
- 無理に乗り越えようとしない
- ペースを落とす
- 一段下がる
これができた人だけが、
また楽しく走れる場所に戻ってきます。
まとめ:辛い=終わり、じゃない
- 走るのが辛いのは脳の正常反応
- 頑張ってきた証拠でもある
- ペース・目標を下げると戻ることがある
- 一度引くと、また前に進める
走るのが辛くなった日は、
「やめ時」じゃなく、
「ギアを一段落とすサイン」
です。



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