足が攣る原因と対策|ランナーが知っておくべき基本知識
ランニング中や就寝中、突然起こる「足が攣る(こむら返り)」。
- 夜中にふくらはぎが攣って目が覚める
- レース終盤で急に足が動かなくなる
- 練習後、何度も足を攣りそうになる
こうした経験がある人は少なくありません。
足が攣るのは偶然ではなく、必ず原因があります。
この記事では、足が攣る主な原因と、今日からできる対策を整理して解説します。
足が攣るとはどういう状態か
足が攣るとは、
筋肉が自分の意思とは関係なく強く収縮し、戻らなくなる状態です。
主に起こりやすい部位は、
- ふくらはぎ
- 足裏
- 太もも
- 足の指
一度起こると強い痛みを伴い、数十秒〜数分続くこともあります。
足が攣る主な原因
① 筋肉の疲労
ランナーに最も多い原因です。
- 走行距離が増えた
- 強度の高い練習が続いている
- レース終盤で攣りやすい
疲労すると、筋肉をコントロールする神経の働きが乱れ、
収縮と弛緩の切り替えがうまくできなくなります。
特に、
- ふくらはぎ
- 太もも裏
は負担が集中しやすく、攣りやすい部位です。
② 水分不足(脱水)
体内の水分が不足すると、
- 血流が悪くなる
- 電解質のバランスが崩れる
結果として、筋肉が正常に働かなくなります。
「そんなに汗かいてないから大丈夫」と思っていても、
軽度の脱水でも攣りは起こります。
③ ミネラル不足(電解質異常)
よく知られているのがこの原因です。
特に重要なのは、
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
汗と一緒にこれらが失われると、
筋肉の興奮を抑えられず、攣りやすくなります。
長時間ランやレースで攣る人は、
水だけでなく電解質不足を疑う必要があります。
④ 冷え・血流低下
- 冬場のランニング
- クーラーの効いた室内
- 就寝中
こうした場面では、筋肉が冷えて血流が低下し、攣りやすくなります。
特に就寝中は、
- 体温低下
- 水分不足
が同時に起こりやすく、こむら返りの好発タイミングです。
⑤ 筋力・柔軟性の不足
- 筋肉が弱い
- 柔軟性が低い
この状態で負荷をかけると、
筋肉が限界を超えて攣りやすくなります。
「走れている=筋力が十分」とは限らない点に注意が必要です。
足が攣ったときの対処法(その場編)
① 無理に動かさない
攣った状態で無理に動くと、筋肉を傷める可能性があります。
② ゆっくりストレッチ
攣っている筋肉を呼吸を止めずにゆっくり伸ばす。
例:ふくらはぎ
- つま先を自分の方へ引く
- 痛みが強いところまで無理に引かない
③ 温める・マッサージ
落ち着いてきたら、
- 手で軽くさする
- タオルで温める
血流改善が回復を早めます。
足が攣らないための予防策
① 練習量・強度を適切に管理する
- 距離や強度は徐々に増やす
- 疲労が抜けない日は軽めに
「攣りやすい=オーバーワーク」のサインのことも多いです。
② 水分+電解質を意識する
- 普段の水分摂取
- 長時間運動時はスポーツドリンクや補給食
特に、
- 夏場
- ロング走
- レース
では事前補給が重要です。
③ ストレッチと筋トレを取り入れる
- ふくらはぎ
- 太もも
- 足裏
これらを重点的に、
- ストレッチ(柔軟性)
- 軽い筋トレ(耐久性)
を行うことで攣りの予防につながります。
④ 就寝前の対策
夜中に攣る人は、
- 寝る前にコップ1杯の水
- 軽いストレッチ
- 足を冷やさない
これだけで改善するケースも多いです。
まとめ|足が攣るのは体からのサイン
足が攣る原因は、
- 筋肉疲労
- 水分・ミネラル不足
- 冷え
- 筋力・柔軟性不足
など、複数が重なって起こります。
頻繁に攣る場合は、
「体が無理をしている」「回復が追いついていない」
というサインでもあります。
原因を一つずつ見直すことで、
足が攣る不安は確実に減らせます。



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