インターバルトレーニング

ランニング知識

【知らないと損】インターバルトレーニングの効果と正しいやり方|ケガを防いで賢く走力アップ

ランニングの中でも「最も効率よく走力を伸ばせる」と言われるのがインターバルトレーニング(インターバル走)
ただし、やり方を間違えるとケガのリスクも上がりやすく、特に40〜60代では注意が必要です。

この記事では、理学療法士・ピラティスインストラクターの視点から、
インターバルトレーニングの効果・やり方・注意点・初心者向けメニューを分かりやすく解説します。


■ インターバルトレーニングとは?

速いペース(疾走)+ ゆっくり回復(ジョグまたは歩き)を交互に繰り返すトレーニング。
短時間で心肺機能を強く刺激でき、フルマラソンの持久力向上にも直結します。

例:400m速く走る → 200mゆっくり これを5〜10本


■ インターバルトレーニングの効果

① 心肺機能(VO₂max)が向上する

インターバルは最大酸素摂取量を効率よく高めます。
これにより同じペースでも息が上がりにくくなるため、マラソンの後半で大きな差になります。

② スピード持久力がつく

速い動きを繰り返すことで、速いペースを維持する能力が強くなります。
サブ4・サブ3.5を目指すランナーには必須の練習。

③ 乳酸処理能力が高まる

「疲労物質=乳酸」は誤解ですが、乳酸が溜まるとペースが落ちます。
インターバルを行うと乳酸を処理する力が向上し、後半の粘りが強くなることが研究で示されています。

④ ランニングフォームが洗練される

速い動きには正しい姿勢と体幹の安定が不可欠。
自然とフォームが改善され、日常のジョグもラクになります。


■ 正しいやり方:基本のステップ

① ウォームアップ(10〜15分)

・ゆっくりジョグ
・動的ストレッチ(レッグスイングなど)
・軽い流し(100m × 2〜3本)

これは絶対に省略しない。40〜60代は特にケガ予防に直結します。


② メイン:インターバル走

距離(または時間)を決めて「速い → ゆっくり」を繰り返します。

基本の構成はこれ👇
疾走(速い) → レスト(ゆっくり or 歩き) × 5〜10本


③ クールダウン(10分)

・ゆっくりジョグ
・ストレッチ(ハムストリング、ふくらはぎ、臀部など)

心拍数を落とすことで疲労の抜け方が変わります。


■ 走力別|具体的なメニュー例

● 初心者〜フル5時間レベル

200m(または40秒)速く → 200mゆっくり × 5本
ポイント:追い込みすぎない。フォームを崩さない。


● サブ4を目指す人

400m速く → 200mゆっくり × 6〜8本
速い部分は「10kmレースペースくらい」が目安。


● サブ3.5〜上級者

1000m速く → 400mゆっくり × 4〜6本
疾走は「10kmレースペースか、それより少し速め」。


■ よくある失敗と対策

① 最初の1本で飛ばしすぎる

→ 心拍が急上昇して後半バテる。
「余裕を残すペース」で1本目を始めるのがコツ。

② レスト(つなぎ)を速くしすぎる

→ 回復できず、質が落ちる。
つなぎは「歩いてもOK」です。

③ 週に何回もやる

→ ケガのリスクが急上昇。
40〜60代は週1回で十分。


■ ケガを防ぐためのポイント

● ふくらはぎ・アキレス腱に最も負担がかかる
→ 前日 or 当日にピラティスのコア活性を入れると安定する。

● 着地衝撃が強い
→ 厚底シューズ(ペガサス、ノヴァブラストなど)を使うと負担減。

● 股関節の硬さがあるとスピードが出ない
→ 走る前に「腸腰筋のストレッチ」を最低10秒。


■ まとめ

インターバルトレーニングは…

  • 心肺機能を高める
  • スピード持久力がつく
  • 乳酸処理能力が上がる
  • フォーム改善にもつながる

という最強の時短トレーニングです。

ただしやり方を間違えるとケガにつながるので、
週1回・短い距離から・ウォームアップを丁寧にが鉄則です!


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