「運動前は念入りにストレッチ」
それ、本当に正しいですか?―昔と今で変わったストレッチの常識
「学生のころ、
運動前は太ももをグーッと伸ばせって言われませんでしたか?」
「反動をつけるな、30秒じっと止めろ」
「ストレッチをすればケガを防げる」
👉 こんな経験、誰でも一度はあるはずです。
でも実はこれ、
**今の科学では“そのままでは正しくない”**と考えられています。
昔のストレッチの考え方
「筋肉は硬い=悪」
昔は
- 筋肉は柔らかい方がいい
- 硬いとケガをする
- とにかく伸ばせば安全
という考えが主流でした。
そのため👇
✅ 運動前に長時間の静的ストレッチ
✅ 痛いところまで我慢して伸ばす
これが「良い準備運動」だと信じられてきました。
今の科学で分かってきたこと
「伸ばしすぎると、逆効果になることもある」
近年の研究では、こんなことが分かっています👇
✅ 運動前の長い静的ストレッチは、パフォーマンスを下げる
✅ 筋力・瞬発力が一時的に落ちる
✅ ケガ予防効果は限定的
つまり、
「伸ばせば伸ばすほど良い」わけではなかったんです。
なぜ運動前ストレッチが逆効果になるのか?
筋肉や腱は
ゴムのような“張り”を使って力を出す構造です。
運動前に長く伸ばしすぎると👇
- 張りが弱くなる
- 反発力が落ちる
- 動きが鈍くなる
これ、
走る・跳ぶ・踏ん張る動作にはマイナスです。
今の常識①
運動前は「伸ばす」より「動かす」
現在、運動前に推奨されるのは👇
✅ 動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)
✅ 軽く体を動かしながら可動域を出す
✅ 呼吸を止めない
例:
- 股関節を回す
- 軽いスキップ
- 腕を振りながら歩く
目的は
👉 体を目覚めさせることです。
今の常識②
静的ストレッチは「運動後」がベスト
昔の常識が、完全に間違いだったわけではありません。
静的ストレッチは👇
✅ 回復促進
✅ リラックス
✅ 可動域の維持
に効果的です。
ただしタイミングは
👉 運動後 or 寝る前
ここを間違えなければ、
今でもとても価値のあるケア方法です。
今の常識③
ストレッチ=柔らかさではない
最近の考え方では👇
- 大事なのは「柔らかさ」より
- 必要なところが、必要な範囲で動くこと
硬くても問題ない筋肉もありますし、
柔らかすぎて不安定になるケースもあります。
👉 ストレッチは
👉 個人差・目的別
これが今の前提です。
ランナー・運動する人が押さえるべき結論
✔ 運動前
→ 動的ストレッチ中心
✔ 運動後
→ 静的ストレッチOK
✔ 痛みが出るほどはNG
「とりあえず伸ばす」ではなく
「何のためにやるか」
ここを意識するだけで、
ストレッチはケガ予防にもパフォーマンス向上にもつながります。
まとめ
ストレッチは「時代とともに進化している」
昔の指導が悪いのではなく、
👉 知識がアップデートされた
それだけの話です。
- 正しいタイミング
- 正しい方法
- 正しい強さ
これを知っているだけで、
あなたの体はずっと動きやすく、壊れにくくなります。



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